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地方での携帯端末の意味を考える

完全な私の主観であることをお断りした上で述べますが、タイではバン
コクから離れれば離れるほどに、PC屋と携帯電話屋の比率を比べた場
合、携帯電話屋の比率が増すように感じます。

昨今の最新式の携帯電話がいくらくらいなのか、携帯端末に疎い私では
推測の域を出ませんが、最近になって低価格化が進んでいるPCよりも
若干安い程度であろうと推測し、どのような理由でPC屋の比率が低く
なるのであろうかと疑問に感じます。

まず、考えられることの一つにバンコクと地方とではPCを日常的に使
用する人の比率が異なるのだろうということです。例えば、工場の現場
を担当している大卒未満の人にとっては、ごく少数の例外を除けば仕事
でPCを使用する必要がありません。別の見方をすれば、PCを使用する
スキルを有していないとも言えます。

それを理由として、地方においてのPC使用人口の少なさが、地方での
PC屋の数の少なさに表れていると言えそうです。

逆に言えば、大卒が少なくなく、普段の職務の中でPCを普通に使って
いる人が多いバンコクであれば、経済的な観点からも自宅に自分用PC
を保有している人が多いでしょうから、必然的にPC屋の数が増えるとい
う理論です。

そして、もう一つ考えられる理由は、特に地方においては携帯電話が中
途半端に見栄を張るに絶好のステイタス品であるということです。バン
コクの多くの人ほどには高学歴ではなく、車を買うにも多少の抵抗を感
じる、PCを使うことができないからPCを買わない、それでは他に見栄
を張ることができるものは何かと問われれば、まさに携帯電話がそれに
相当するという理論です。

もちろん、バンコクにおいても携帯電話は周囲の人に対して自身の虚構
のステイタスを見せ付けるに絶好の品物ですが、地方でのその感覚はバ
ンコクでのそれに勝ると思っています。

携帯電話のすべての機能を熟知して使いこなすのならまだしも、とりあ
えずは暗たる見栄のために購入するという地方の感覚を、私はどうして
も理解することができません(第4,351話 了)。

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以下はBangkok Motor Expo 2012の動画です。

Today's Video
Video Introduction Video
Bangkok Motor Expo 2012
(0分51秒)
撮影地:Impact Challenger

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以下は、スターアカデミーで撮影した写真です。
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