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タイの会社で会計の実務を行っていますと、それに付帯する書類の多さ
に辟易します。「ペーパーレス」という概念とは百万光年も離れた「紙
至上主義」とも言うべき原始的な手法が旧態依然として主流であり、私
の日本での会社員時代に経験した電子決済のシステムが、妙に懐かしく
感じられます。

タイの会社で何らかの商品を購入して支払を完了するまでに付きまとう
書類を以下に書き出してみます。1種の取引で全部で11種類の紙が必要
ですので、その取引の数を乗ずれば、その紙の多さは莫大な量になりま
す（サービスの代価としての支払の場合は少し異なりますが、大よそに
おいて同じです）。

（納品前）
1.見積書
2.購入稟議書（社内文書）
3.注文書

（納品時）
4.納品書兼付加価値税(VAT)明細書 2〜3枚複写
5.買掛伝票鏡（社内文書）

（請求・支払時）
6.請求書鏡と上記4の複写
7.支払伝票鏡（社内文書）
8.小切手原本
9.小切手写し
10.領収書原本

（源泉税納付時）
11.源泉税納付書（必要に応じて）

これらの書類は規定により保存期間は10年と定められています。どの
会社でも書類の保管場所に難儀していることは容易に想像でき、私の会
社でも恥ずかしながら書類保管室の中には過去10年分の会計書類に埋
め尽くされているという感じです。

もちろん、それらを必要に応じてすぐに取り出せるようにはしています
が、以前に足繁く通った日本の古本屋の匂いにも似たカビ臭い書類保管
庫の中で、5年も10年も昔のファイルを探すという行為に、一種の自虐
的な念すら抱いてしまいます。

このような現状、さらには規定による「紙の保存義務」を鑑みますと、
会計における電子決済システムや帳簿類の電子データでのシステム化は
不可能であると言わざるを得ず、そのことも「本来は簡単で単純明快な
ことであるのに、あえて自分の手で複雑怪奇な物にしている」様子が感
じられてなりません（第4,377話 了）。

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以下はSongkran FestivalでのFour Modのステージです。


Four Mod at Songkran
Festival 2013
(4分00秒)
撮影地:CWP

以下は、ゲートウェイ・エーカマイで撮影した写真です。


以下は、サヤームパラゴンで撮影した写真です。






各種イベントや撮影会などに出かけた際のプリティーやモデルの写真
を以下に掲載します。機材は主にNIKONの一眼レフを使用しています。
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