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過日、オフィス内の他部署にいるタイ人スタッフ（30歳、未婚女性）と
車の購入に関する話をする機会がありました。

問わず語りに話してくれたところによれば、つい3か月ほど前に120万
バーツの中古車を購入したということです。頭金が12万バーツ、残金
である108万バーツについては84か月（7年）のローンで、毎月の返済
額が約15,500バーツであることを教えてくれました。

私の記憶によれば、彼女の給与は25,000バーツ程度であったはずです。
その中からローン返済額を控除しますと、手元に残る給与は1万バーツ
に足りません。

1万バーツ弱の金額で家賃支払をも含んでの衣食住を営むことが可能で
あるのか、おそらくは彼女なりに可能であると判断してのことでしょう
が、給与の62％をローンに充当しなければならない、しかもそのこと
が7年も続くということに、もしも自分がそうであったと仮定しますと、
とても我慢できる状態ではありません。

あるいは、タイという国であるがゆえに、いくらお金がなくても食べる
ことだけには困らない、という観念があるゆえとも代弁できます。しか
し、それを含み入れて考えても非常に切迫した返済計画であると言わざ
るを得ません。

そもそも、7年後の自分の生活を何も考えていないのか、お金が切迫す
れば金融業会社から幾らかの融資を受ければ良いだけと考えているのか、
私は、その金銭感覚をまったくに理解できません。

仮に私が同金額の車を購入するとすれば、少しでも頭金を多く支払って、
ローン期間は最高でも24か月で設定します。そして、その返済に少し
でも難がありそうなことを予見できた場合には、財布を圧迫しない安い
車を購入することを考えます。

以前、大卒のタイ人を面談している際、前会社の退職理由として、

「前会社での給与では、車のローンを支払を賄いきれない。車のローン
を支払って少し余裕がある程度の給与が欲しくて転職を決意した。」

ということを自信満々に述べたタイ人がいたことを思い出したのでした。
（第4,233話 了）

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以下は、IMPACTで開催中のMOTOR EXPO 2012の動画です。



The 29th Thailand
Int'l Motor Expo
2012 (0分39秒)
撮影地:IMPACT CHALLENGER

以下は、マーブンクローングで撮影した写真です。




以下は、マーブンクローングで撮影した写真です。







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