タイ語を習得しようとする際、どのような習得方法をするのが最も効果
的かということを訊ねられます。つまり、タイ語学校での個人レッスン
を行うにあたり、
-会話がある程度できるようになるまで読み書きは行わない。
-会話と読み書きを同時に行う。例えば、会話1時間、読み書き1時間と
いうスタイル。
10年以上前の私の場合で語りますと、私は後者の方法でタイ語を覚え
ました。したがいまして、前者の方法では学んだことがありませんので、
「自分の場合は、後者であった。」という答え方しかできないのですが、
それは満更間違いではないように思われます。
私が通学していた学校の時間割では、1日合計3時間のうちで2時間が会
話の授業、1時間が読み書きの授業でした。会話の授業で使用するテキ
ストは発音記号のみで記されており、私の意志でテキスト内にメモ書き
をする場合においても、基本的には英語、タイ語の発音記号、またはタ
イ文字で書くこととされていました。
そして、毎日1時間の読み書きの授業では、つい先ほどの会話の授業の
中で習った
Krungteep pen muang yai thiisut nai pratheet thai.
という「音」が
กรุงเทพ ฯ เป็นเมืองใหญ่ที่สุดในประเทศไทย
というタイ語で出現し、「そうか、クルンテープとはタイ文字でこのよ
うに綴るのか。」などと、妙に一人で納得してその綴りを何度もノート
に書いた記憶があります。
あるいは、「車」という意味のロット、「味」という意味のロット、「
(水を)かける」という意味のロットというタイ語の「音」が、文字を
習うことによって、
รถ
รส
รด
という別々の綴りとしてのタイ語として認識できますし、「味の嗜好」
という意味での
รสนิยม ロッサニヨムという単語が、その綴りとして
2番目に示した
รสに由来する単語であるということが容易にわかります。
「会話」と「読み書き」の習得する速度という点では、どうしても「会
話」の方が早くなりますので、会話の授業で既に習った単語を後の読み
書きの授業にて綴りを習うケースが多く、その意味では習った単語を読
み書きの授業でもう一度習い直すことができた点で、十分に意味があっ
た授業形態だと思っています。
また、会話と同時に読み書きの授業を受けることにより、有気音と無気
音の区別、純粋なタイ語による単語なのか、サンサクリット語やパーリ
ー語に由来する単語なのか、初心者なりにも自分で明確に理解できると
いう点においても、私にとっては効果的な授業でした(第4,228話 了)。
記事執筆の参考にさせていただくため、
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以下は、4th Japan FestivalでのNEKO JUMPのステージです。
NEKO JUMP at
4th Japan Festival
(3分53秒)
撮影地:Sri Racha
以下は、マーブンクローングで撮影した写真です。
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