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少し前、「会社の従業員の入れ替わりが激しいのだが、それを食い止め
るのに何か良い方法はないだろうか」という相談を受けました。

折りしも時期は新しい年の始まりです。年末の賞与をしっかりと受け取
って、新年の仕事始めの日にトンヅラするというのは、今に始まったこ
とではありません。

そもそも、日本特有の終身雇用制という概念が存在しない異国の地で、
会社として何の施策も施すことなく従業員に長く働いてもらうというの
は、会社側の勝手な希望でしかありませんし、タイ人は日本人が考える
以上に打算的です。

会社に何らかの魅力がなければ、多くのタイ人はより良い環境を求めて
去って行きます。仕事にやり甲斐がない、福利厚生が悪い、賃金が低い
などという要因が、タイ人が会社を退職する理由の本音であろうと思い
ます。

ここで、私なりに考えてみますと、会社としていかに「アメとムチ」の
概念を取り入れているかという疑問に行き着きます。つまり、ムチとい
う厳しさの中に、どれだけのアメが存在するか、そのアメの多少により
ある程度はタイ人を制御できるといのが私の考え方です。

最もわかり易い例で言いますと「退職金積立制度」と「医療保険」です。

退職金積立制度は、勤続年数が長くなればなるほどに退職する時に受領
できる金額が多くなりますし、会社として医療保険に加入していれば、
風邪や腹痛というような軽度の疾病で病院に行った際、従業員が自分の
財布から一切のお金を取り出すことなく、治療を受けることができます。

私が知る範囲で申せば、上記の「退職金積立制度」と「医療保険」の両
方を導入している会社においては、従業員の定着率が非常に良いように
感じます。

福利厚生だけに焦点を絞って論ずるのは危険であることは承知していま
すが、タイ人が会社を選ぶ際には福利厚生の良し悪しをも一つの選択肢
と考えている現状より鑑み、その点を充実させることは従業員の定着を
図る意味で大いに意味を持つことであると結論付けます。
（第4,279話 了）

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以下はMotorsport LandでのNEKO JUMPのステージ動画です。



Neko Jump Live
at Motorsport Land
(3分51秒)
撮影地:Motorsport Land

以下は、セントラル・ワールドプラザで撮影した写真です。


以下は、サヤームパラゴンで撮影した写真です。







各種イベントや撮影会などに出かけた際のプリティーやモデルの写真
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