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今日は、俺がバンコクへと帰る日だった。

朝起きると、お婆ちゃんと、お母さんとお母さんの妹が話をしたいとやって来た。

皆真剣な顔である。

緊張の瞬間。

お母さんが切りだした。

”しゅんさん。アンを愛していますか？結婚したいと思っていますか？浮気しないでくれますか？”

俺が、どう返事したかは、秘密として。。。

皆が、喜んでくれた。
此処に来た３名全てが夫の浮気で悩まされたと。。。

最後には、”アンを宜しくお願いします”
それと、今年の１１月位には、再びサコンナコーンへ来てくれとお願いされた。

勿論快諾。

荷物を纏め、お婆ちゃん、お母さん、その妹と数名のガキンチョと１１時に出発。



途中に綺麗な沼の畔の家に寄り。。。
更に知らない親戚連中が乗り込んで、車はギュウギュウになった。
恐らく、俺の見送りに格好付けてウドンタニの街に買い物へ行こうといった魂胆もあるのだろう。



周囲ではサトウキビ農場が有るのだろうか、大きな砂糖工場があった。





ひたすらウドンタニを目指した。



実は俺、２２という数字には縁が有る。
中学生から始めたバスケットボール。

弱小で万年１回戦敗退のチームだったのだが、１年先輩に１人だけ非常に上手な人が居て、俺はその人を目指していた。

その先輩が卒業する時に、俺にくれた練習着に付いていた番号が２２だった。
中学のバスケットで２２番はあまり使わない。
その番号を最後まで使って、翌年準優勝したのだ。



辺りは全てが茶色であった。



暫くすると、ウドンタニの街に入った。

緑の、交通標識には。。。
直進はウドンタニ。
左折はノンカイ、コンケン。

遠い所へ来ている実感。



そして、ウドンタニ空港の敷地に入った。



この置き去りにされたジャンボ。
初めてウドンタニへ来た頃もあった。

出発ゲートへ上がるエスカレーターの前で、皆にバイバイ。
ガキンチョらは、その前に買ってあげたアイスクリームに夢中。



日曜日だからか、客でいっぱい。



飛行機を見ていると、タイ人が田舎から職を求めてバンコク行って苦労するのが判るような気がして来た。

これまでに出会った、カラオケのオネーさん、ゴーゴーバーのオネーさん、熟女パブのおばさん、モータサイの運ちゃん、タクシーの運ちゃん。

苦労するよなぁ。。。



定刻の１３時５５分にバンコクへ向けて出発。



１時間後にドンムアン空港到着。



何と、到着した建物は。。。



昔に国際線で使っていたターミナル１だった！

懐かしい～



結局、プラス５０バーツ料金ののタクシーに乗って帰宅。

抜け目が無い。
ある意味感心。

家に到着したのは、１６：００丁度。



シャワーを浴び。。。

ミッション完了の一気飲みでした。

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