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2017年1月某日
現在保有しているタイの銀行口座はカシコン銀行のスクンビット15支店。開設したのは2012年3月で、キャッシュカードの有効期限は2017年2月。カードの期限切れを前に更新は口座のある支店でのみ可能という情報を得ていたので、次回滞在時（3月）にはバンコクに行く必要があった。しかも同じ銀行でもパタヤ（バンコク地域外）のATMで現金を引き出すと手数料が15B。





この手数料15Bの件をツイートしたところ、ある方から「バンコクの本店で作った口座をパタヤ支店に移管してもらいました」という返信ツイートを頂いた。その方はカシコン銀行ではないとのことだったが、そこは同じタイの銀行。カシコン銀行でも移管（スクンビット15支店の口座を閉設してパタヤの支店で新規開設）が可能ではないかと、アベニューの支店に行って交渉してみた。

女性行員に希望を伝えて通帳とパスポートを渡すと現状をチェック。その結果、閉設・新規開設は可能だが、就労ビザかワークパーミットがないと手数料20,000B。キャッシュカード発行手数料150B、年会費650Bと合わせて20,800Bが必要という、そんな規約があるのか？裏取り引きではないのか？と疑いたくなるような条件。女性行員がクールに「Up to you」とか言うので断念した。

口座は諦めたが、カードは何とかしたいと「ATMカードをなくした」と言うと、再発行は可能で一覧を持ってきた。現状のカードが年会費550B、傷害保険付きのK-MAX DEBITだからなのか、女性行員は同タイプのK-MAX PLUS DEBITで手続きを進めようとしたが年会費は650B。200BのK-DEBITを希望したが、「ない」と言われたので、300BのK-DEBIT 7PURSEを選択した。



手続きは簡単で書類にサインをして年会費300Bの支払い、端末で暗証番号を変更（設定）して終わった。古いカードの暗証番号は4桁だったが新しいカードは6桁でICチップ付き。新規口座開設はできなかったが、事実上のカード更新はできたので、「ありがとう」と感謝の意を伝えて立ち上がろうとすると、別の女性行員が定期預金のシミュレーションを持ってきた。



15年後は210％になるという定期預金で、女性行員は愛想よく説明してくれたが、15年後は自分自身がどうなっているかわからない。「OK、日本に帰って大金を持ってくる」と言うと、女性行員は「私に電話してください」と名刺をくれた。その後、部屋に戻ってK-DEBIT 7PURSE CARDのことを調べると発行手数料が200B。更新・再発行の場合は不要なのか請求されなかった。

（追記）
ツイッターで相互フォローの関係にある方から教えていただいたのですが、シミュレーションは6年で684,600Bの保険料を払えば、350,000Bの預金が15年後には210％の735,000B、保険の利回りと合わせて857,500Bになるという保険加入条件付き定期預金でした。

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