学期休みにはいりました。
→仕事には学期休みは無いのはなぜだろう? → あたりまえ!
タイでは学期休みになると車の流れが変わります。
小・中・高校生の子供のいる中流家庭では親が子供を送り迎えします。
(上流階級では、運転手付の車で送り迎えします)
そんなわけで、
・子供を学校に送り届けてから出勤
・子供を学校に迎えに行ってから帰宅
そんな家が結構多いのです。
学期休みになると、とりあえずそれがなくなるので、
渋滞がかなり緩和されます。
ところが、逆に、渋滞がひどくなる場所が、、、、
チュラロンコン大学近くのサイアムスクェア(SIAM SQUARE;สยามสแควร์)周辺です。
サイアムスクェアは日本人の中では、
「タイの渋谷」とも
「タイの原宿」とも呼ばれますが、
ファッションの中心、
流行の中心、 です。
そのため、休みにはいったらら若い学生が
お上りサン的に遊びにくるのですが、
一方でサイアムスクェアは、
塾・予備校の中心 なのです。
サイアムスクェアあたりには有名学習塾がひしめき合っています。
そのため受験を控えた高校生が沢山集まるのです。
ちなみに、サイアムスクェア一帯はチュラロンコン大学の敷地です。
すなわち、大学が賃貸料をとって企業や商業施設に貸し出しているのです。
#サイアムスクェア付近には、トリアムウドムスクッサー高校(Triam Udom suksa SchoolTriam Udom Suksa School;โรงเรียนเตรียมอุดมศึกษา)やシーナカリン大学付属パトムワン中高校(Patumwan Demonstration school,Srinakharinwirot University;โรงเรียนสาธิตมหาวิทยาลัยศรีนครินทรวิโรฒ ปทุมวัน)など有名高校があるのですが、それらの学校の先生が学校近くのサイアムスクェアの塾で教えていたことから、ここが塾の密集地となったようです。有名な先生の講義は教室にはいりきらずに、ビデオカメラでの講義だったり、ビデオの講義だったりもするそうです。
(
バンコクのブティック病院街 で書いたように、チュラ大医学部の近くにハイソなクリニック街ができたのと経緯的には良く似ていると思います。)
#タイの一流高校といえば、他に、ボディンデチャー中高校(Bodindecha school;โรงเรียนบดินทรเดชา)や理数系の英才教育をしているマヒドン大学サラヤ キャンパスにあるウィタヤソン高校(Mahidol Wittayanusorn School:โรงเรียนมหิดลวิทยานุสรณ์)などなど。それにタイの学習院と呼ばれる、、、、すいません名前は忘れましたが、いかにも高貴な外観の高校もあります。 が、それらの中でもトリアムウドムは別格。ほとんどの生徒がチュラロンコン大学、タマサート大学などのような一流大学に進学するそうです。
#ちなみに、カオレーム湖の無人島のリゾート のオーナーもトリアムウドム中高校の先生です。プライド高かったなあ!地方の高校生などは、学期休み集中コースに出席したりするため、サイアムスクェアは学期休みは「高校生でいっぱい」になります。
サイアムスクェアの典型的な予備校です。最近はこういう独立した建物は減って、近代的なビルに入居する予備校が増えました。
こちらは、ビルに入居する英語学校です。
しかし、タイ人の英語レベルは上がったなあ。
私がタイに来たころは、「私の英語レベルは(一般的な)タイ人には負けない」、と思うほどタイ人の英語はひどかったが、今のタイ人学生の英語は結構英語ができるようになりました。
ビルの一室の比較的小さな塾です。
こちらは、比較的大規模。
写真付で大学合格者をアピールするポスター
これは、医学部合格者。 ちなみに医学部はタイでも入試難易度NO.1です。
こちらは、先生と合格者が一緒のツーショット。 右端は、チュラロンコン大学会計学部合格者とのことです。
しかし、、、、個性的な容姿の先生だなあ。
こちらの塾はイケメン系の先生を売りにしているのか????
タイ最高峰のトリアムウドムスックサー高校
こちらはシーナカリンウィロート大学パトムワン付属中高校
ちなみに、以前はここにシーナカリンウィロート大学パトムワン校がありました。
パトムワン校は、シーナカリン大学プラサミット校が「本校」と格上げされて、そちらに吸収されました。
ちなみに、昔はシーナカリン大学には、ピッサヌローク校、バンセン校、マハサラカム校もあったのですが、
それぞれ、ナレスワン大学、ブラパー大学、マハサラカム大学と独立しています。
(個人的には、実はナレスワン大学やブラパー大学とは縁があったりするのでした)
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