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ホテルのトゥクトゥクで・・・
スクンビット通りまで送ってもらい、手持ちが3000Bくらいしかなかったので、3万円だけ両替しようとソイ3/1のアラブ人街の両替屋に行く。急激な円安が進行中で、どこで聞いても1万円が3520Bだった。それからソイ5の入口付近に待機しているバイタクでアソーク駅まで移動、MRTの地下道を通ってアソーク通りを横断、20時半頃ソイカに到着、ティーラックに入店する。



客はそれほど多くなさそうなのに外の席は空いていなかったので路上に設置された丸テーブルの席に座る。長旅の疲れもあるし、バンコクは今夜だけなので、Yと「今夜は飲もう！」ということにしてハイネケンのピッチャーをオーダー、乾杯して飲んでいると、どこで監視していたのか、すぐにママとY氏馴染みのウエイトレスが来る。続いてチーママも来るので流れでドリンクを勧めてしまう。

この人達、悪い癖がついたものだ、いつもなら***が来るまではドリンクを控えるようにしているから、挨拶だけして仕事に戻るのかと思ったら、今夜は太っ腹のY氏がいるからなのか、なかなか離れない。チーママだけはダンサーの働き具合をチェックする番頭みたいなことをしているので店内を出たり入ったり忙しそうにしている。それでも一段落ついたのか席に来て話しかけてくる。

「***は？」
「21時に来る」
「昨日は飛行機がキャンセルになったんでしょ？」
「そう、中国にいた」
「中国は寒くて雪が降るからね」
「すごく寒かったよ」
「明日帰るんでしょ？」
「そう」
「今度はいつ来る？」
「2月」

***が話したようでチーママは事情を知っていた。それからもY氏馴染みのウエイトレス主導でドリンクを次々オーダー、でもY氏はクールな表情、ウエイトレスに屋台のカウパットのソーセージと目玉焼き乗せを買ってくるように依頼する。ところがウエイトレスが買ってきたのはスクランブルエッグのように焼いた激辛の卵と普通のご飯、遅れて目玉焼きを2枚持ってきた。



Y氏はティーラックの誰かをペイバーしたいような事を言っていたので、激辛スクランブルエッグに苦戦してビールを大量に摂取している間、Y氏の好みのダンサーがいるかどうかチェックしようと店内に入ってみる。Y氏は8月にペイバーした21番に会いたいようだけど、8月を最後に見ることはなくなった。***も「もう来ない、10000B払わないとティーラックに戻れない」と言っていた。

店内は客も少なく、ステージのダンサーはいつもの半分くらいで、黒いか、太いか、黒くて太いかという感じ・・・。その中で目立つのは11月にペイバーした163番だけど、絶対にY氏の好みではない、逆に今ステージに上がっているのはY氏の好みばかりなので問題ないと思える・・・という状況を確認してトイレに行き、外の席に戻ろうとしたら***に遭遇、今夜も堕天使が舞い降りた。

つづく


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