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タイ天然資源環境省が２０１２年に実施した環境汚染調査では、
タイ国内各地の海の水質が過去５年で落ちているようです。

特に水質の悪化が激しいのはタイ湾の東部ラヨーン県サメット島、
アンダマン海の南部プーケット島カロンビーチ、クラビ県のピーピー島など
観光地のほか、タイ湾に面した南部ペッブリー県、プラジュアブキリカン県、
チュムポン県、スラタニ県にかけての海岸とのこと。

タイ湾はアンダマン海と比較して大きな流れがなく、
チャオプラヤ川はじめ河川の汚水が流れ込むので、
水質も落ちそうなものですが、インド洋に面したプーケットや
ピーピー島でも落ちているとのこと。

チョンブリー県など工場地帯では年末など、操業を停止すると
海がキレイになるというのもよく耳にします。

かなり昔から検討されては消えていっていた、クラ地峡に
運河を通したら、タイ湾の水も少しは流れたりするのかと思っていたことも。

余程、革命的な浄化方法が発明されない限り、タイに限らず
世界の海は汚くなっていってしまうのかもしれません。

河川でもチャオプラヤ川は汚染されているようです。
それが海に流れ込むんですが…。

大気汚染ではタイ北部とバンコクに近いサラブリ県で
基準値を上回るほどだそうで、意外な気もしました。

タイ南部パンガー県ではウミガメの産卵が発見されていたりしますし、
できるだけキレイな海を守ってほしいものです。