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多くの海外在住者と同様に、私も日本で海外転出届を提出していますの
で、日本国内に住所が存在しません。

それゆえに、住民税の納税、国民健康保険料（国民健康保険税）の納付
が免除され、その点では出費を抑えることができています。

ただ、一時的に日本に行った際に何らかの球な疾病に罹り、どうしても
医療機関で診察を受けなければならないという状況になった際、国民健
康保険に加入していないことを理由に、医療機関での支払いが全額負担
になってしまいます。

この点に関し、約3年前に私の実家がある自治体の関係所管に聞いたこ
とがあります。それによると、以下の骨子でした。

居所が海外であるという理由で国民健康保険に加入していない人が、医
療機関で『本人負担』だけで受診するためには、以下の手続きが必要で
す。

1.転入届の提出
2.国民健康保険の加入申請
3.国民健康保険被保険者証の受領（即日交付）

海外に戻る際に、

4.海外転出届の提出
5.国民健康保険被保険者証の返還

上記のうち、1から3までは3つの処理を1日で行うことができます。つ
まり、最も早ければ日本に帰国した当日に国民健康保険被保険者証を受
領でき、その日に医療機関で診察を受けることができます。

ただし、「2.国民健康保険の加入申請」で、

A.従前に海外転出届が提出されていず、かつ
B.直近2年間に国民健康保険料（税）の未納分がある場合

は、原則として未納分をその場で支払わないと、国民健康保険被保険者
証が発行されません。（自治体から「未納分に関する支払督促状」が発
行されている場合は、Bに関して直近2年間ではなく直近5年間になり
ます。）

1から4までの期間の長短は問わず、極端な例としては日本に一時帰国す
る都度ごとに1から5までの処理を繰り返すことが可能です。また、5.
国民健康保険被保険者証の返還に際しては、自治体内の関係所管あてに
書留郵便で郵送することも可能です。

（国民健康保険料の算定にあたっては、自治体によって異なりますので、
ここでは省略します。）

海外で病気に羅患し、それを日本の医療機関で治療するような場合、こ
のことを知っているだけでも、随分と心配事が減ると思われ、紹介しま
した（第4,897話 了）。

記事執筆の参考にさせていただくため、アンケートページを作成しま
した。よろしければ投票下さい。

以下はラムヨーング・ノングヒンハーゥの動画です。


Lamyong Nonghinhaw
(3分50秒)
撮影地:Chonburi


各種イベントや撮影会などに出かけた際のプリティーやモデルの写真
を以下に掲載します。機材は主にNIKONの一眼レフを使用しています。
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