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きょう28日は、九州から東北南部は雨が降り、太平洋側では激しく降る所があります。本降りの所が多いので、お出かけの際はレインシューズやレインコートを活用すると良さそうです。 ●九州から東北の太平洋側は雨脚が強まる 宮崎県えびのでは午前4時51分までの1時間に、53ミリの非常に激しい雨が降りました。昨日(27日)からの24時間に、九州南部や紀伊半島では100ミリ以上の大雨になっている所があります。東京都心も午前7時03分までの1時間に10ミリの雨が降り、本降りとなりました。 きょうは、梅雨前線が九州や本州の太平洋沿岸に延び、前線上を低気圧が東へ進むでしょう。このため、九州から東北南部にかけては雨が降る見込みです。 雨の降る時間帯ですが、中国や近畿、東海、北陸、東北南部の雨は昼頃まで、関東は昼過ぎまで、四国や九州は夜までとなるでしょう。 九州南部や四国、紀伊半島から房総半島にかけての太平洋側の沿岸部は、前線に近いことと、低気圧が通過するため、暖かく湿った空気が空気が流れ込みやすく、雨量が多くなりそうです。カミナリを伴い、激しく降る所もあるでしょう。これまで大雨になっている地域は、土砂災害などに注意が必要です。 午後は前線がやや離れるため雨の弱まる所が多いですが、四国や九州は前線が横切るため、夜にかけても強い雨に引き続き注意して下さい。 前線から離れている東北北部や北海道は晴れ間が出ますが、上空に寒気が流れ込んでいるため大気の状態は不安定です。午後はにわか雨や雷雨がある変わりやすい天気でしょう。 一方、沖縄は夏空が広がります。那覇の最高気温は33度が予想され、厳しい暑さになりそうです。