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7月25日に8月から10月にかけての3か月予報が発表されました。近畿地方では、気温が平年より高めに推移する見込みです。残暑が厳しく、秋の訪れは遅くなるでしょう。 ●梅雨明けはしたけれど 近畿地方では、7月18日に平年よりも3日早く梅雨明けの発表があり、夏がやってきました。ただ、夏の主役である太平洋高気圧は、まだ本来の勢力ではなく、日本付近を覆っていません。7月26日午後3時の地上天気図を見ても、本来この時期南の海上にあって日本付近を覆っているはずの高気圧は見当たりません。 ●遅れてやってくる夏本番 8月に入ると、次第に太平洋高気圧が勢力を強めて日本付近に張り出してきます。また、大陸のチベット高気圧も勢力を強め、西日本付近はこの二つの高気圧に安定して覆われるようになります。このため、近畿地方でも、8月に入ると次第に天気が安定して晴れる日が多くなり、同時に暑さも厳しくなる見込みです。 ●夏がなかなか終わらない!? 9月に入っても気温は平年より高く推移する予想で、残暑は続きます。2つの高気圧は徐々に勢力を弱め、10月には、近畿地方は秋雨前線の影響を受けるようになりますが、それでも気温は引き続き平年より高めの見込みです。これからやってくる夏本番の暑さ、そして長く続きそうな残暑。体調を崩さないようにお過ごしください。