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パレスを出て・・・
同行していた知人（J氏）と別れてライトハウスに移動。23時40分頃、パレスのオバさん顔嬢ばかり見ていたので、若い嬢と触れ合おうと入店。左側に座ってソーダをオーダーする。ステージは8人でスリムな嬢2人が軽くヒット。1人は茶髪ストレートで可愛い顔だが、細すぎで棒のような体型。もう1人は黒髪ストレートでキツめの顔だが、胸も程々でボディラインはいい。



2人は並んでいて総合的に大差はないので、同時に注視していると、茶髪のほうと目が合って笑みを浮かべる。間違いではないかと笑顔を送ると笑顔を返してくる。これで交代になれば自主的に来るだろうと適度にアイコンタクトを交わしていると、故マイク・ベルナルドのようなファラン客が入店してきて様相一転。2人はキャーっと反応、ベルナルドが近付くと交互に挨拶的ハグをする。

茶髪ストレートは交代になってステージを降りると、軽い笑み見せて目の前を通過。ベルナルドの席に着いたので、敗者は去ろうとチェックビン。退店してマンダリンに移動する。0時10分頃、今滞在中に2回ペイバーした嬢（M）に会っておこうと入店。左側に座ってハイネケンをオーダーする。Mは待機中で喜んでいるのか、怒っているのかわからないような顔してやって来た。



「あなたは私を忘れたの？」
「？？」

いきなり何ですか？

「忘れたの！？」
「忘れてない、忘れることはできない」
「何でライ（LINE）がない！？」
「はぁ・・・」
「キトゥンマークマイ？」
「キトゥンマーク」

半強制的に言わされたが、Mは嘘でも「キトゥンマーク」という言葉に満足したようで口と頬にキス。言葉の次はカラダなのか、「もっと近くに来い！」と腕を引かれて密着モードに入る。

「今日はどにに行ったの？」
「ここだけ」
「仕事をしたの？」
「そう、8時から23時まで」
「疲れた？」
「疲れても会いたいから来た」
「本当？」
「本当」
「昨日はどこに行ったの？」
「部屋にいた」
「嘘つき！」
「嘘ではない」
「レディとブンブンでしょ！？」
「ウォーキンには来ていない」
「信じない！」

若干嫉妬深い恋人という設定なのか、本当に好きなのかと勘違いしそうになる。

「明後日はムーガタでしょ？」
「そう」

忘れかけていたが、明後日はMが休みでムーガタを食べに行く約束をしていた。

「どこに行く？」
「パタヤタイ、ルアンプアン（チャンの店）」
「行ったことがない、美味しい？」
「美味しい」
「OK、ライね」

LINEで会う時間と場所を決めましょうということか・・・。

「ドリンクいい？」
「何？」
「ドリンク！」
「はぁ・・・」
「今日はドリンクがない」
「OK、ワンドリンク」
「コップンカー」

恋人対応だが仕事は忘れていない。1杯目を飲むと追加を催促してくる。

「テキーラが欲しい」
「・・・」
「テキーラ！」
「OK、OK」

明後日はドリンクもバーファインも不要なので2杯目を進呈。Mはテキーラを飲むとダンスの順番になってステージに上がったのでチェックビン。「チップ！チップ！」と騒いだが、ドリンクもチップも「当たり前」になるのでスルーして退店。ソンテウでソイダイアナイン付近に移動して、軽く食べて帰ろうとKISS FOODに入店。ハイネケンとパッタイをオーダーする。



1人夜食は寂しい気もするが、パッタイは無難に美味しくて完食。ソイLKメトロの前を通った時、どこかに寄ろうかと立ち止まったが、深刻とも思える欲求低下。嬢と接触することも面倒臭く感じるので、そのまま通過して部屋に戻る。1時頃、シャワーを浴びてベッドに入り、MにLINEで「Good night」と送信。インターネットを見ていると、いつの間にか眠りに落ちていた。

つづく

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