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九州は暑い10月でした。今月きのう(30日)までの九州各地の平均気温は平年を2度から3度上回っており、軒並み10月の高温の記録を塗り替えることになりそうです。 ●九州 過去最も暑い10月に 季節外れの暑さが長引き、秋の深まりが実感できなかった10月。 夏の主役・太平洋高気圧の勢力が10月に入っても衰えなかったため、九州には南から暖かい空気が流れ込み、今月上旬までは最高気温30度以上の真夏日となった所も多くありました。 今月きのう(30日)までの九州各地の平均気温は22度前後、鹿児島市は24度近くで、平年を2度から3度も上回っています。最終的には、きょう(31日)の気温まで入れて今月の平均気温が確定しますが、各地でこれまでの観測史上最高を大きく超える気温で経過しており、軒並み10月の高温の記録を塗り替えるのは確実な状況となっています。 ●このあと季節は駆け足で進む 暑かった10月から一転、11月は大陸の寒気が周期的に九州にも流れ込むようになり、季節は駆け足で進んでいきそうです。 あす11月1日(火)の九州は、日中は大体晴れますが、冷たい北風が吹いて寒く、初冬の気配が感じられる11月のスタートとなりそうです。その後も今週後半にかけては気温が平年をやや下回る状態が続き、朝晩の冷え込みも強まって、ようやく平野部でも木々の色づきが進んでいきそうです。 気温の高い状態にすっかり慣れてしまっているだけに、急な寒さで体調を崩すことのないよう十分な注意が必要です。