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九州から北陸、東海は大荒れの天気で、交通機関への影響に警戒を。関東も北部を中心に平地でも積雪の所があるでしょう。東北の太平洋側も平地で大雪の恐れ。 ●◆西日本から荒天 20日(金)は低気圧が日本海側と本州の南を東進しています。特に九州から近畿、北陸で風が強まっています。鹿児島県の種子島では最大瞬間風速29.3メートル、和歌山では27.8メートルの何かにつかまっていないと立っていられないような風が吹きました。 九州から関東は所々で雪や雨が降り、熊本市や鹿児島市で初雪を観測しました。宇都宮市では午後6時現在1センチの積雪となっています。また、日本海側を中心に大気の状態が不安定となっており、発雷している所もあります。 午後6時現在、西日本や北陸、東海、東北の所々に暴風警報や暴風雪警報がだされています。 ●◆21日の明け方にかけて警戒を 21日の明け方にかけて、九州から北陸、東海は荒れた天気でしょう。沿岸部を中心に非常に強い風が吹き荒れる見込みです。 20日の夜からは一段と強い寒気が流れ込み、九州から北陸では日本海側を中心に雪が強まるでしょう。山沿いを中心に大雪となり、平地でも積もりそうです。四国や近畿、関東、東北などの太平洋側の平地でも積雪となる所があるでしょう。東北も太平洋側を中心に雪が降り、平地でも大雪となる所がある見込みです。交通機関への影響に警戒して下さい。また、大雪が予想される地域では湿った重たい雪が電線に着雪し、停電が起きる恐れもあります。懐中電灯や暖をとるものを用意しておくと良いでしょう。 21日の朝は冷え込みが強まり、雪が積もっていなくても、路面の凍結する所もありそうです。車の運転は路面状況の変化にご注意下さい。21日の日中は太平洋側では天気が回復し、晴れ間が出ますが、北風が強いでしょう。